お麩とは

お麩は植物性のたんぱく質が豊富な食品で、小麦粉に含まれるグルテンというタンパク質が原材料です。

その歴史は古く、中国の唐の時代に「面筋」という食べ物があり、仏教の交流とともに禅僧によって製法が伝来されたといわれています。

当時は精進料理において豆腐とともにタンパク源を担っていました。

やがて、時代とともにいろいろな種類のお麩が考案され、保存食としての地位を確立しました。

昨今は健康ブームの影響もあり、ますますお麩の需要が増えてきています。

お麩の栄養

お麩はたんぱく質が大変豊富で、その量は豆腐の約5倍ともいわれています。

そのほかにも、亜鉛、アルギニン、ナイアシン、グルタミン酸が含まれています。

亜鉛は免疫力を高める酵素に重要は働きをする事が分かっており、アルギニンは成長ホルモンの分泌の促進や免疫力のアップに効果があるとされ、ナイアシンはコレステロール抑制の効果があります。

そして、グルタミン酸には脳の機能を活性化し、記憶力や学習能力を高めます。

特にグルタミン酸は焼き麩100gに11000㎎と大量に含まれており、大切なお子様の成長にぜひ取り入れていただきたい食品です。